【超初心者向け】2022年版 Googleアナリティクス設定ガイド 4Step
ウェブや機械が苦手な方向けに、図解付きで分かりやすく説明しています。
Googleアナリティクスを設定することのメリットが分かったところで、実際の設定に移りましょう。

簡単に言うと、Googleアナリティクスを設定するには4つのステップがあります。
①Googleアカウントを作る
②Googleアナリティクスに登録する
③トラッキングコードを設置する
④データがサイトと結びついているか確認する
です。
順番に説明しますので、「もう知ってるよ」という箇所は飛ばして読み進めてくださいね。
もしかしてすでに「カタカナ」がたくさん出てきてうんざりしていますか?
こちらの記事はそんな方へお届けするものです。
※うんざりしていない方は、他のサイトをご覧になることをお勧めします。
超初心者向けに詳しすぎる解説をしますので、「カタカナ」語が分かる方は詳しすぎる説明にうんざりするかもしれません。
それでは【超初心者】のあなた❢心の準備はいいですか?
ここからは実際にどうするのかを説明していきますね。
※ちなみに「オレンジ色のことば」をクリックすると、説明が出ます。
せっかくのあなたのホームページやブログサイトがどんなふうにお客様に支持されているのか、されていないのかを見つけて、改善のヒントにしてくださいね。
STEP①:Googleアカウントを作る
アカウント作成画面を表示して記事を読みながら設定したい方はこちら
まずはGoogleアカウントを作りましょう。
Googleアカウントは一つ持っているとすべてのGoogleサービスに使えます。
1.Googleアカウント作成画面を表示します。
2.お名前、メールアドレス、パスワードを入力して「次へ」をクリックします。
そうすると入力したメールアドレスに確認メールが届きます。

3.届いたメールに記載してある確認用のコードを入力して「確認」をクリックします。


4.電話番号などを入力する画面が出てくるので、必要事項を入力して「次へ」をクリックします。

5.プライバシー ポリシーと利用規約を確認し、同意することができるなら「同意する」をクリックします。
※同意できない場合はGoogleアカウントを作ることができません。
その場合はGoogleアナリティクスを設置することはできません。

これでGoogleアカウントを作ることができました。
STEP②:Googleアナリティクスの登録をする
次はGoogleアナリティクスに先ほど作ったGoogleアカウントを登録します。
1.Googleアナリティクス設定画面を表示します。
Googleアナリティクス登録画面を表示して、記事を読みながら設定したい方はこちら
今のところ(2021年8月)こんな画像が出てきます。
※Googleはいろんな意味で変化が速く、トップ画面が変更になることがよくあります。
もしあなたが見ている画面が違っていたとしても「アナリティクス」という言葉があれば正しく開いていると考えられます。

2.「無料で利用する」➨「測定を開始する」をクリックします。
Googleアナリティクスのアカウント名を入力する画面に移ります。
3.あなたが「これがいい」と思う名前を入力します。
※アカウント名はどんな名前でもOKですが仕事で使用する場合は会社名や店舗名、個人名などがいいでしょう。
※ここでいう「アカウント」は最初に設定した「Googleアカウント」とは違うものです。

4.下にスクロールするとチェックボックス(☑こんな印が最初にある文章)がいくつか表れます。
説明を読み、特別不要だと感じるものがなければ、4項目すべてにチェックを入れて「次へ」をクリックしましょう。
5.アカウントの作成画面に行ったら1番上の「ウェブ」を選び、下にある「次へ」をクリックします。
※今回はウエブサイトに設置する方法なので「ウエブ」を選択します。
詳しく知りたい方は「アナリティクスヘルプ」のこちらの記事をご覧ください。

ここまで来たら後はもう少し
一気に設定してしまいましょう。
6.次にプロパティを作成します。
アカウントを設定したら、プロパティの設定画面に移ります。

7.プロパティ名に何の分析か分かるよう、任意のプロパティ名を入力します
※プロパティは1つのアカウントで複数個作ることができます。
どんな名前を付けるのかは任意ですが、何を分析するのか分かりやすい名前をつけるのがいいでしょう。
※ここでいう「プロパティ名」は先ほど設定した「アカウント」の中の一つの分析単位だと思ってください。
8.レポートのタイムゾーンを「日本」、通貨を「日本円(JPY ¥)に設定します。
大切なポイント❢
Googleアナリティクスでは現在
「ユニバーサル アナリティクス プロパティ」と 「Google アナリティクス 4 プロパティ」
2種類のプロパティがあります。
今回は両方のプロパティを作成する方法をお届けします。
9.詳細オプションを表示をクリックします。
10.ユニバーサルアナリティクスプロパティの作成を有効にします。

11.ウェブサイトのURL:検索するときに入力するアルファベットや数値のかたまり(http;//あれやこれや、とかhttps;//ほにゃららほにゃ)とか(ちなみにこのページのURLはhttps;//walu3.com/shop/)
◎Googleアナリティクス4とユニバーサルアナリティクスのプロパティを両方作成すると
☑Googleアナリティクス4プロパティの拡張計測機能を有効にするにチェックマークが入っていることを確認して
次へをクリックします。

12.お店(事業)の規模とどんなことにGoogleアナリティクスを使いたいかにチェックマークを入れて、作成をクリックします。
13.Googleアナリティクス利用規約の画面がでてきますので「日本」を選択し、利用規約に同意します。
※利用規約に同意しない場合は、googleアナリティクスに登録できません。
14.Googleとのデータ共有に適用される追加条項の画面がでてきますので「☑私は・・・同意します」にチェックマークを入れて「同意する」をクリックします。
これでGoogleアナリティクスの登録ができました。
多くのGoogleアナリティクス設定の説明では「すぐにできますね」などとよく書かれていますが、私は「すぐに」ではありませんでした。
新しいことをするのは時間と労力がかかるものですね。
小さいお店で多くのことを自分でやらなければいけない場合は、少しずつで構いませんのでぜひ挫折せずサイト改善のヒントを確認できるようになるまで、お付き合いください。
STEP③:トラッキングコードを設置する
利用規約に同意すると、画像のようなトラッキングコード(トラッキングID)が表示された画面がでてきます。
図
トラッキングコードを設置する方法は、あなたが何を使ってホームページやブログを作成しているかによって異なるため、3つのパターンについてお伝えします。
⑴WordPressを使っているサイトの設置方法
⑵Jimdoを使っているサイトの設置方法
⑶BASEを使っているサイトの設置方法
※グローバルサイトタグをコピーし、ウエブサイトに設置する方法 はこちらの記事ではお伝えしません。
超初心者の方には少しハードルが高いので、googleアナリティクスヘルプなど参考にしてください。
またはサイトを作ってもらった方にお願いして、設定してもらうことをお勧めします。
⑴WordPressを使っているサイトの設置方法
小さなネットショップの多くのサイトが使っているWordPressではとても簡単にトラッキングコードを設置することができます。
そこでまずはもっとも簡単(と私が思う)方法をお伝えしましょう。
プラグイン「ExUnit」を使ってWordPressにGoogleアナリティクスを設置する方法
まず、WordPressで作ったあなたのサイトにログインします。
プラグインの「ExUnit」をインストールしていない人はインストールしてはいかがでしょうか。

次に、
①「ExUnit」のメイン設定画面に行きます。
②[Google Analytics設定]をクリックして、
③先ほど取得した「googleアナリティクスのトラッキングID」を入力するか「コピペ」します。

④「変更を保存」で、データがGoogleアナリティクスに送られるようになります。
※私はこの方法で設定しました。とても簡単にできますね。
他にもテーマにあるトラッキングID入力欄を使う(SANGO JIN STORK19 Cocoon)や
プラグインの「All in One SEO」などを使った方法も同じくらい簡単だそうなので、こういったテーマやプラグインを使っている方はそちらで設定するといいでしょう。
⑵Jimdoを使っているサイトの設置方法
※これからご説明する方法はJimdoの有料プランのみです。無料プランの場合は少々複雑なので他の人の記事を参考にしてください。
※JimdoではGoogleアナリティクスユニバーサルで発行されるID(UA-で始まるID)のみが設置できます。
Googleアナリティクス4で発行されるID(Gーで始まるID)では設置できませんのでご注意ください。
Jimdoクリエイター有料プランもとても簡単なので、さっそく設定してください。
Jimdoで作成したあなたのウエブサイトにログインします。
①[管理メニュー]>②[パフォーマンス]>③[Googleアナリティクス]の画面を出します。
④トラッキングIDの枠に、Googleアナリティクスで取得した「GoogleアナリティクスのトラッキングID(UA-から始まるID)」を入力(コピペ)します。
右下の「保存」をクリックします。

トラッキングIDの下に「GoogleアナリティクスとJimdoが接続されました」と表示されたら、データがGoogleアナリティクスに送信されるようになりました。
⑶ BASEを使っているサイトの設置方法
BASEで作成したあなたのサイトにログインします。
「管理メニュー」>「Apps」>「ショップの課題を分析する」>「GoogleAnalytics」設定をクリックしてインストールします。
トラッキングIDの枠に、先ほどGoogleアナリティクスで取得した「googleアナリティクスのトラッキングID」を入力(コピペ)します。
「保存する」をクリックします。
これで、BASEショップとGoogleアナリティクスが紐づけられ、データがGoogleアナリティクスに送信されるようになりました。
※他の方法( グローバルサイトタグを使う)は、超初心者には少々ハードルが高いのでこちらの記事ではお伝えしていません。
STEP④:データがサイトと結びついているか確認する
さあ、これであなたのウエブサイトとgoogleアナリティクスの設定がうまく行きました。

と思うのですが、もしかしたら何かのトラブルでデータが取得できていないということがあるかもしれません。
というのがGoogleアナリティクスにウエブサイトのデータが送られてレポートが作成されるためには24時間程度かかると言われています。
せっかく頑張って設定したのに、データが取得できていなかったらガックリですもんね。
それではデータが取得できているかどうか確認しましょう。
まずはあなたのウェブサイトを開いてください。
次に別のウインドウでGoogleアナリティクスを開きます。
※パソコンやタブレットなら画面上部の「今、表示しているサイトの名前」の右隣にある「+」をクリックして新しい画面を開くことです。
またスマホでウェブサイトを開き、パソコンなどでGoogleアナリティクスを開いてもいいでしょう。
そしてGoogleアナリティクスの画面で、
①左側にある[リアルタイム]をクリックして
②さらに[概要]をクリックします。
③そこで図のように「0」以外(最低でもあなたが開いているので1と表示されるはず)の数値になっていれば、データが取得できています。

※リアルタイムで見ることができるデータは「今、現在」何人の人があなたのサイトを開いてくれているかを教えてくれるページです。
もしも、リアルタイムの概要で数字が「0」のままの場合、データが取得されていないかもしれません。
もっとも多い原因は「トラッキングコードが正確に張り付けられていない」ことが考えられます。
[管理]>[トラッキング情報]>[トラッキングコード]をクリックします。
ステータスで「過去48時間に受信したデータはありません」と表示された場合は、「テストトラフィックを送信」をクリックするか、もう一度、トラッキングコードを貼り直します。
まとめ
Googleアナリティクスを設定するメリットは
・無料で本格的な分析ができること
・サイトの改善点を見つけるのに役立つこと
・いろいろなレポートを見るとやる気がでること
などがあげられます。
・・Googleはほかにもメリットはたくさんあると考えているようですが、それはまたおいおい・・
Googleアナリティクスのデメリットは
・無料のためか、説明を見てもよく分からないこと
・数値に色んなことが表れるので、ガッカリすることも。。
とはいえ、せっかく設定したのだから、このレポートを参考にしてあなたのサイトを充実させ、より多くのお客様に
・興味を持っていただき
・ページを楽しんでいただき
・買っていただき
・ファンになっていただく
ために、活用していただければと思います。
また、さらにサイトをより良いものにするためにグーグルサーチコンソールやGoogle広告などの設定の仕方や活用の方法もお届けします。