2022年版【Googleアナリティクス個人認定(GAIQ)】 過去問31~40

【GAIQ:31】広告向けの機能を有効にする必要があるレポートはどれですか。

 ○地域レポート
 ○ユーザー属性レポートとインタレストレポート
 ○リアルタイムレポート
 ○コホート分析レポート

解答例
○ユーザー属性レポートとインタレストレポート

少しだけ詳しく解説

ユーザー属性レポートではユーザーの年齢や性別が、インタレストレポートではユーザーの好みが確認できます。

googleアナリティクス初級者向けコース3-1に記載されています。

参考までにアナリティクスヘルプ本文を載せておきます

ユーザー属性とインタレストカテゴリのレポート

[ユーザー属性] レポートではユーザーの年齢や性別の情報を確認できます。 [インタレスト カテゴリ] レポートでは、テクノロジー、音楽、旅行、テレビなどウェブコンテンツの種類別にユーザーの好みを確認できます。これが以下の点で役に立ちます。 まず、ターゲット ユーザーがわかっている場合は、適切なユーザーにリーチしているか確認できます。 また、マーケティングとコンテンツ戦略について意思決定を行う際にも有益です。

  • なお、この2つのレポートのデータを見るには、最初にプロパティごとにユーザー属性とインタレスト カテゴリに関するレポートの広告向け機能を有効にしてください。[アナリティクス設定] の [プロパティ]で [プロパティ設定] を選択し、[広告向け機能] で [ユーザー属性レポートとインタレスト カテゴリ レポートの有効化] をオンにします。

【GAIQ:32】マルチチャネルレポートで、デフォルトのコンバージョンに対する貢献度はどのように配分されますか。

 ○コンバージョンまでの全タッチポイントに均等配分
 ○最初のキャンペーン、検索、または広告に配分
 ○最後のキャンペーン、検索、または広告に配分
 ○最後から2番目のキャンペーン、検索、または広告に配分

解答例
○最後のキャンペーン、検索、または広告に配分

少しだけ詳しく解説

多くのGAIQ解説サイトに「コンバージョンまでの全タッチポイントに配分」と記載されていますが、「最後のキャンペーン、検索、または広告に配分」が正解でした。

上級者向けコース3-2にこのように記載されています。

デフォルトでは、最後のマーケティング活動(上記の例ではメール キャンペーン)に、すべての貢献度や e コマース収益が割り当てられる設定になっており、この設定を「終点」アトリビューション モデルと呼びます。

気になる方は、googleアナリティクスヘルプも確認してくださいませ。

参考までにアナリティクスヘルプ本文を載せておきます

マルチチャネル レポート

「終点」モデル以外のアトリビューションも活用するために、Google アナリティクスには、マルチチャネル レポート(MCF レポート)という一連のレポートが用意されています。マルチチャネル レポートでは、前段階のマーケティング活動がコンバージョン獲得のために果たした役割を確認できます。終点より前にコンバージョン獲得に貢献したチャネルには、「アシスト コンバージョン」の貢献度が与えられます。

マルチチャネル レポートでは、ユーザーが最初に関心を持ってから、購入するまでにかかった時間も確認できます。このコンバージョン経路のデータには、有料検索とオーガニック検索、参照元サイト、アフィリエイト、ソーシャル ネットワーク、メール キャンペーンなど、あらゆるデジタル チャネルの接点が含まれます。マルチチャネル レポートを使用するには、先に目標や e コマースの設定を行います。

マルチチャネル レポートは、[コンバージョン] セクションから確認できます

アシスト コンバージョン / ラストクリックまたは直接のコンバージョンの算出方法

「アシスト コンバージョン / ラストクリックまたは直接のコンバージョン」は、あるチャネルがアシストの役割を果たしたコンバージョン数を、そのチャネルが終点となったコンバージョン数で割った比率です。チャネルが 1 つのコンバージョン経路で複数回アシストした場合、アシスト コンバージョンとして比率に算入されるのは 1 回のコンバージョンのみです。

アシスト コンバージョンはチャネル間の排他性はありません。1 つのコンバージョン経路でアシストしたチャネルが 2 つある場合は、両方のチャネルがアシスト コンバージョンとして評価されます。そのため、個々のチャネルでカウントされたアシスト コンバージョン数を合計すると、すべてのチャネルのアシスト コンバージョンの総数よりも大きくなる場合があります。

【GAIQ:33】Google アナリティクスにおいて、「直帰率」とは何ですか。

 ○ユーザーがウェブサイトにアクセスした後、インタラクションが発生しないまま離脱した割合
 ○ユーザーがトップページから離脱したセッションの割合
 ○サイトの合計離脱数の割合
 ○一定期間内にユーザーがウェブサイトを再訪した回数

解答例
ユーザーがウェブサイトにアクセスした後、インタラクションが発生しないまま離脱した割合

少しだけ詳しく解説

サイト内の1ページしか閲覧されなかったセッションのことです。
直帰率が高いページは、テーマやタイトルと内容がかみ合っていないことが考えられます。
どちらかを修正する必要があるかもしれません。

googleアナリティクス初級者向けコース2-2に記載されています。

参考までにアナリティクス初級向け2-2本文を載せておきます

ユーザーサマリーレポートの使い方ガイド

[直帰率] は、1 ページを表示した後にサイトを離れ、それ以上のアクションを起こさなかったユーザーの割合です。

【GAIQ:34】デフォルト状態で定義できないリマーケティングユーザーリストはどれですか。

 ○特定の言語を使うユーザーのリスト
 ○ウェブサイトの特定のページを訪問したユーザーのリスト
 ○ウェブサイトで動画を再生したユーザーのリスト
 ○実店舗を訪問したユーザーのリスト

解答例
○ 実店舗を訪問したユーザーのリスト

少しだけ詳しく解説

サイト上での行動に対してリマーケティングユーザーリストが作成できます。

googleアナリティクス上級者向けコース4-1さらに読むに記載されています。

参考までにアナリティクスヘルプ本文を載せておきます

リマーケティングの概要

リマーケティングとは、過去にお客様のウェブサイトを利用したユーザーをターゲットとして、広告を表示できる便利な機能です。ウェブサイトを訪問したものの購入に至らなかったユーザーに対し、リマーケティングを使用して、関連性の高い広告を Google ディスプレイ ネットワーク、モバイルアプリ、Google 検索で表示できます。これによって、ユーザーがお客様のウェブサイトを再訪し、商品を購入するようになります。

Google アナリティクスでリマーケティングを有効にするには、まずアナリティクスのプロパティ設定で広告向けの機能を有効にする必要があります。

アナリティクスのリマーケティング用ユーザーリストについて

コンバージョンに至る可能性の高いユーザーに再度アプローチします。

リマーケティング用ユーザーリストとは、コンバージョンに至る可能性が高く再度アプローチしたい一連のユーザーを表す、Cookie やモバイル広告 ID のリストのことです。リマーケティング用ユーザーリストは、サイトやアプリでユーザーが取った行動に基づいて作成し、Google 広告やディスプレイ&ビデオ 360 などの広告アカウントでリマーケティング キャンペーンの基盤として使用します。

【GAIQ:35】Googleアナリティクスで使用できる「目標」にはどのようなタイプがありますか。

 ○到達ページ、イベント、ページビュー数、ソーシャル
 ○到達ページ、イベント、滞在時間、ページビュー数/スクリーンビュー数(セッションあり)
 ○ページビュー数、イベント、トランザクション、ソーシャル
 ○地域、イベント、時間、セッションあたりのユーザー数

解答例
○到達ページ、イベント、滞在時間、ページビュー数/スクリーンビュー数(セッションあり)

少しだけ詳しく解説

4つのタイプでビジネスに合わせた適切な目標を設定し、達成度をデータに基づいて把握することで、サイトの改善に役立てます。

googleアナリティクス初級者向けコース4-3に記載されています。

参考までにアナリティクスヘルプ本文を載せておきます

目標設定

目標の 4 つのタイプのいずれかを選択します。どのタイプも特定のユーザー アクションによりトリガーされます。

  • [到達ページ] はユーザーが手続き完了ページなどの特定のページに到達した場合です。
  • [滞在時間] はユーザーのセッションの長さに基づきます。
  • [ページビュー数 / スクリーン ビュー数] は 1 回のセッションで表示されたページ数に基づきます。
  • [イベント] はサイトでの特定のアクションをトラッキングする場合に使用します。

【GAIQ:36】Google アナリティクスにおいて「ディメンション」とは何ですか。

 ○2 つの期間のデータの比較
 ○高度な分析に役立つデータセットの属性
 ○指定期間におけるユーザーのライフタイムバリュー
 ○オーディエンスについてさまざまなユーザー属性情報を確認出来るレポート

解答例
高度な分析に役立つデータセットの属性

少しだけ詳しく解説

アナリティクスのメインの機能である「○○について△△人(件・割)なの?」を確認するレポートに使われる「○○」の部分をディメンションと呼ぶと考えていいでしょう。
ちなみに「△△」の部分をたいていの場合、指標と呼びます。

googleアナリティクスヘルプに記載されています。

参考までにアナリティクスヘルプ本文を載せておきます

ディメンション

ディメンションとは、データの属性のことです。データを説明するもので、通常は数字ではなくテキストです。ディメンションの例として「イベント名」があります。これは、ユーザーがウェブサイトまたはアプリでトリガーしたイベント(「クリック」など)の名前を表します。

各ディメンションの詳細
※新しいサイトが開きます。

【GAIQ:37】さまざまなデバイスでユーザーを認識するため、どのような機能を有効にする必要がありますか。

 ○ユーザー定義
 ○User ID
 ○アトリビューションモデル
 ○Google広告とのリンク

解答例
○User ID

少しだけ詳しく解説

違うデバイスでセッションを始めた同じユーザーを同一人物として認識することができます。

googleアナリティクス上級者向けコース1-2に記載されています。

参考までにアナリティクスヘルプ本文を載せておきます

データをユーザーおよびセッションごとに分類する

Google アナリティクスでは、セッションが同じデバイス、同じブラウザで発生している限り、複数のセッションにまたがってユーザーを特定することができます。デフォルトでは、別のデバイスからウェブサイトにアクセスしたユーザーは認識されず、デバイスごとにユニーク ユーザーとしてカウントされます。デバイスをまたいでユーザーをトラッキングする場合は、User ID 機能を有効にする必要があります。

【GAIQ:38】ウェブサイトの閲覧で問題が発生した可能性があるブラウザを特定できるレポートはどれですか。

 ○ブラウザと OS レポート
 ○アクティブ ユーザー レポート
 ○新規とリピーター レポート
 ○参照元 / メディア レポート

解答例
ブラウザと OS レポート

少しだけ詳しく解説

お客様がどんなソフトを使ってあなたのサイトを見てくれているのかを知って、サイト改善に活かします。

googleアナリティクスヘルプに記載されています。

参考までにアナリティクスヘルプ本文を載せておきます

ユーザーレポートの概要

ユーザーがどのような環境からコンテンツにアクセスし、利用しているのかを把握できれば、その情報に基づいて現行サイトを修正したり、新たなバージョンを構築したりできるようになります。たとえば、最新のブラウザでサイトが正常に表示されるよう配慮することも重要ですが、PC からモバイル ブラウザやモバイルアプリにどの程度のユーザーが移行しているのかを把握し、状況に合わせてモバイル化を進めることも重要です。

【GAIQ:39】Google アナリティクスのデフォルトの「メディア」ではないものはどれですか。

 ○organic
 ○google
 ○referral
 ○cpc

解答例
google

少しだけ詳しく解説

メディアはあなたのサイトに誘導した仕組みと考えることができます。
ちなみに「google」は参照元です。

googleアナリティクス初級者向けコース3-2に記載されています。

参考までにアナリティクス初級向け3-2本文を載せておきます

集客レポートの概要

メディアは、ユーザーをサイトに誘導した仕組みと考えることができます。一般的なものとして「オーガニック」「CPC」「参照」「メール」「なし」があります。

「参照元」を見るとメディアの詳細がわかります。たとえば、メディアが「参照」であれば、参照元はユーザーをサイトに誘導したウェブサイトの URL です。メディアが「オーガニック」であれば、参照元は「google」などの検索エンジンの名前になります。

【GAIQ:40】リマーケティングリストの作成に使用されるアセットはどれですか。

 ○カスタムレポート
 ○カスタム指標
 ○カスタムセグメント
 ○カスタムディメンション

解答例
○カスタムセグメント

少しだけ詳しく解説

カスタムセグメントを使って、あなたのビジネスに必要な情報に絞ってデータを獲得することができます。

googleアナリティクス上級者向けコース4-1に記載されています。

参考までにアナリティクスヘルプ本文を載せておきます

リマーケティングの概要

ユーザーリストの対象をお客様のビジネスに合わせてさらに絞るには、セグメントをインポートして、ユーザーリストのベースとして利用します。[セグメントをインポート] をクリックし、現在のプロパティからセグメントを選択するか、セグメント選択ボタンからユーザーリストを直接作成します。

ユーザーリストを新しく作成することもできます。ユーザーリスト作成ツールは、カスタム セグメント作成ツールと同じように使うことができます。Google Merchandise Store では、Android 向けの商品ページを閲覧したユーザーに対してリマーケティングを行うことができます。左側のオプションから [条件] をクリックし、[ページ] に [Android] が含まれるセッションのフィルタを作成します。

Googleアナリティクスヘルプを確認したい方はこちら 「リマーケティングの概要」

過去問70までは100%正解の問題と解答を掲載しています。
他にも30問ほど出題されているので、そちらも近日中にアップ予定です。

※GAIQの試験は無料で何度でも受験できますが(24時間経過後)、どの問題が間違えていたのか?正解の解答は何か?が分かりません。
何度もGoogleアナリティクス初級者向けコースと上級者向けコース、Googleアナリティクスヘルプを熟読することで、知識が身に着くとともに自身のサイトの改善に活かすことができるようになるのではないかと思っています。