ホントに日常のちょっとした話

高齢の母は
地域に守られている編

家族との日常

この前、
恒例の「家族でお墓掃除」に
出かけた。

雨の中、
しきびを買い
ランチを済ませ
お墓へと向かう。

いつもは
お墓掃除の後に
ランチにするのだけど

お昼過ぎた方が
雨が弱まりそうだから。

母は先にお墓掃除を
済ませたかったみたいだけど
大雨の中
掃除するのも
なんよなー


その後
母が「お金をおろしたい」
というので銀行へ

「高齢者がお金おろすって
怪しまれんかなぁ」
などと言いながら
一緒に銀行に入る。

番号札をとって
椅子に腰かける。

時間がかかりそうなので
母にそっと耳打ち
「何か書くこととかないん?」

母「あるよ」

私「今のうちに書いといたら?」
母「そうね」

と言って、書きに行く。

帰ってきたけど

「感染予防のため
席を空けてお座りください」
みたいな貼り紙が

椅子の背に貼ってあるので
1つ離れて座る。

ほどなくして
母が呼ばれて窓口に

なんか色々聞かれている様子

やっぱり

「高齢者が現金をおろすって
警戒されるんだな」

などと考えながら
待っていると
母が戻ってきた。

そして
その後を追うように
窓口の女性が

『笑顔の素敵な
 感じの良い人だな』

などと思っていると

「本日はどなたかと
ご一緒に来られてますか?」
と母に尋ねている。

母が私を見るのと同時に
私は手を挙げて
「はい、娘です」とにっこり

窓口の女性もにっこり
母もにっこり

そこですかさず窓口の女性が

「免許証か何か
身分証明になるモノは
お持ちですか?」
と私にまたまたにっこり

「はい」と言いながら
免許証を差し出す私。

やっぱり

こうやって確認をしてくれるんだ。

高齢の母とは同居していないので
心配なことや気になることが
色々あるけど

家族の他にも
守ろうとしてくれてる人がいるんだな
と感じて
少し気が楽になった

帰りながら
「感じのいい人だったなぁ」
などと言いながら

ほのぼのした。

気持ちの良い対応だったし
ちょっと面白い体験だった。

兄はずっと
車の中で寝ていたらしい。

お墓掃除で張り切って
大活躍だったから

うちの兄はとてもやさしい

私と男女反対だったら
良かったのにと
よく言われていた

今なら、差別って言われる?
どっちでもいいけど・・(^.^)

日常のちょっとした
お話でした。